初心者のためのDJ機材の選び方!【クラブDJ用】

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「クラブでDJを始めてみたいけど、どんな機材を選べばいいかわからない。」

「機材選びで失敗したくない。」

そんなあなたのために、この記事ではDJ機材の選び方を解説していきます。

初心者のためのDJ機材の選び方!【クラブDJ用】

DJといってもラジオDJ、ターンテーブリストなど色んなDJがいて、DJの種類によっても必要な機材は変わってきます。

その中でもクラブDJをやりたい方は、この記事を読み進めてください。

DJの種類がわからない場合は、下の記事の「そもそもDJとは」という項で簡単に解説しています。

基本的に必要な機材の組み合わせ

DJの機材を選ぶ場合は基本的に

  1. ミキサーCDJ2つ(CDJセット)
  2. ミキサーターンテーブル2つ(アナログDJセット)
  3. ミキサー一体型コントローラーパソコンDJソフト(PCDJセット)
  4. ミキサーパソコンDJソフトターンテーブル2つ(PCDJ+アナログDJセット)

の、どれかを選択することになります。

家で練習するなら、これプラスでアンプ内蔵スピーカーヘッドホンが必要です。

もし僕が、今からDJを始めるのであれば3(PCDJセット)を選びますが、僕はレコードも持っていて、その音源も使いたいので4(PCDJ+アナログDJセット)の機材を揃えています。

レコードの音源を変換してパソコンに入れれば3でもいいのですが、面倒くさいし音質が多少変わるので嫌なんですよね…

どの組み合わせの機材を選べばいいのか?

続いて、上記の1、2、3、4、のどれを選べばいいのか?を解説します。

CDJセット

  • CDの音源をたくさん持っている
  • ダウンロードした音源をCD-Rに保存して使いたい
  • パソコンとDJソフトを買う予算がない

という場合はCDJセットを選ぶといいです。

ただし、後にパソコンとDJソフトを購入しようと考えているなら、ローンとかでを購入する方がいいかと思います。

音源が溜まれば溜まるほど、パソコンに取り込むのが大変になりますからね。

CDJセットを選ぶメリット・デメリット

メリット
  • パソコンとDJソフトを買わなくていい分、初期費用が少額で済む
デメリット
  • 長期的にみるとCDやCD‐Rを買う費用がかさむ
  • CDJもいいものを買うと結構高い
  • CDやCD‐Rを買う手間がかかる
  • CDは、DJが使いやすいリミックス音源が少ない
  • ダウンロードした音源をCD‐Rに焼くより、パソコンでDJをやったほうが楽

アナログDJセット

  • レコードの音源をたくさん持っている
  • レコードの音源だけでDJをやりたい
  • 今後もレコードで音源を集めようと思っている

という場合はアナログDJセットを選ぶといいです。

昔のDJはこのパターンが多かったです。ディスコ世代とかね。

その後くらいの世代は、音源がレコードとCD中心だったので、多くのDJがターンテーブル2つCDJ2つを足して4チャンネルのミキサーを使ってました。僕も最初はこのパターンでした。

アナログDJセットを選ぶメリット・デメリット

メリット
  • レコードでDJやってるとかっこいい
  • レコードでDJやってるとガチな音楽好きにみえる
  • レコードにしかない音源がある

デメリット
  • レコード買うのにお金がかかる
  • 使いまくるとレコードが劣化して音が飛んだりする
  • レコードを持ち運ぶのは大変

PCDJセット

  • まだ、音源を集めていない
  • これから、ダウンロードで音源を集める
  • すでに音源を集めているがデジタルの音源が多い
  • 今後レコードを買う予定がない
  • 今後レコードを買うかもしれないけど、その時は音源をPCに取り込む予定

という場合はPCDJセットを選ぶといいです。

僕も今からDJを始めるとしたら、PCDJセットを選びますね。

レコードにしかない音源もありますが、今はダウンロードサイトでも十分にリミックス音源がそろっているので特に問題はないです。

PCDJセットを選ぶメリット・デメリット

メリット
  • 持ち運びが楽
  • 省スペースで済む
  • DJソフトはBPMを表示してくれる(CDJでも基本表示されます)
  • DJソフトはパソコン内でジャンル分けやグループ分けができる
  • DJソフトは他にも色んな機能がある

デメリット
  • レコードを使いたい場合は、ターンテーブルを追加で買わなきゃいけない
  • ターンテーブル使ってる方がなんとなくかっこいい

PCDJ+アナログDJセット

  • MP3の音源もレコードの音源も持っている
  • レコードの音源をパソコンに取り込むのが面倒くさい
  • レコードはレコードそのままの音質で使いたい
  • ターンテーブルを既に持っている

という方はPCDJ+アナログDJセットを選ぶといいです。

僕はこの組み合わせです。

PCDJ+アナログDJセットを選ぶメリット・デメリット

メリット
  • DJソフトの利便性とレコードの音質、どちらもカバーできる
  • パソコンに取り込んだ音源も、専用のレコード盤を使ってターンテーブルでプレイできる
  • デジタル音源なのにレコードでプレイしている感がある

デメリット
  • 機材をそろえるのにお金がかかる

それぞれの組み合わせのおすすめ機材

初めに言っておきますが、家で練習するだけだったら近くの中古屋さんで、中古の機材を買えばいいと僕は思っています。

DJの本質は選曲なので、機材はある程度のものを持っておけばいいです。

その上で、おすすめの機材を紹介していきます。

僕の場合は、家では安物の中古機材で練習して、クラブではクラブに置いてある機材を使ってました。

ぶっつけ本番で、使ったことない機材を使うとテンパるかもしれないと思う場合は、本番前に機材を触らせてもらって操作方法を確認しておけばいいです。

どの機材も基本的な使い方は同じなので、慣れてくるとぶっつけ本番でも大丈夫だったりしますよ。

※おすすめ機材の画像は、クリックすると商品ページに移動できます。

CDJセットのおすすめ機材

パイオニアのCDJ‐3000とDJM250‐MK2のセット

¥624,800(税込)

パイオニアCDJの最新型と、パイオニアのミキサーの組み合わせです。

Amazonで単品でそろえると、¥572,000(¥286,000×2) + ¥39,600¥611,600ですが、上記のセットは色々ついててお得です。

できればこれくらいのセットがあるといいですが、値段はけっこうしますね。

¥286,000

¥39,600

GEMINI CDM-4000/一体型CDJ激安セット

¥43,780(税込)

家で練習するだけなら、このJemini(ジェミナイ)のセットでも十分です。

値段も超安いし!

CDだけでなくUSBの音源も使えるし、アンプ内蔵のスピーカーやヘッドホンもついているので、このセットを買えばすぐにDJの練習ができます。一体型なので接続もかなり簡単です。

逆に一体型のデメリットとして、左右の各CDJ部分、ミキサー部分のどれか一個でも故障すると、全部修理に出さなきゃけなくなったり、全部買い換えないといけなくなるというのが欠点ですかね。

アナログDJセットのおすすめ機材

technics(テクニクス)SL-1200MK7とPioneerDJM-S3のセット

¥268,983(税込)

僕はテクニクスのターンテーブルが好きです。

理由はかっこいいし使いやすいから!

SL-1200MKシリーズは最新版でも使い勝手が変わらないところがいいんですよね。

今僕がアナログDJセットを買うならこのセットです。

neuのDD-1200MK3とGEMINIのMM1のセット

このセットは¥65,780(税込)と、めちゃくちゃ安い!

最安でアナログDJセットの新品を買うなら、これでしょうね。

ミキサーに縦フェーダーが付いていればもっといいんですが、安いのでしょうがない。

僕はミックスするときに、横フェーダーを使わず縦フェーダーを使う派です。

PCDJセットのおすすめ機材

PCDJセットは全部セットでの通販は見つけることができませんでした。

なので、コントローラー、DJソフト、パソコン、を別々に紹介します。

コントローラー

まずは、おすすめのコントローラーです。

Numark(ヌマーク)MIXTRACK PRO FX

¥24,800(税込)~

この値段でこのクオリティのコントローラーはかなりコスパがいい!

最初からSerato DJ Liteが付属しているので、とりあえずDJソフトを買わなくていいです。

Liteの機能で満足できない場合は有料のSerato DJ Proにアップグレードすればいいでしょう。

Pioneer(パイオニア)DDJ-400

¥29,700(税込)

rekordbox djに対応していて、値段も¥29,700(税込)と低価格。

家で練習するには、これで十分です。

今、めちゃくちゃ売れています。

Pioneer(パイオニア)DDJ-1000

¥157,055(税込)

DDJ-400より性能が良く、クラブに持って行って使っても恥ずかしくない。

というか、レコードボックスでPCDJするならこれが定番です。

現場で使いたいならDDJ‐400よりこっちを買った方がいいです。

DJソフト

続いてはオススメのDJソフトです。

Serato( セラート)DJ Pro

¥16,500+送料880円

SeratoDJ Proを買う

Serato DJ ProはニュージーランドのSeratoという会社が出しているDJソフトです。

最もシェア率の高いDJソフトで、世界中のプロDJが愛用しています。

僕はSerato DJの前身、スクラッチライブを持っているのですが、まあまあ使いやすいです。

ただ、安定性は高くなく、「イベントなどでDJを交代する時に、一度は何らかのトラブルがある」とも言われているくらいです。

Serato DJを使用するには下の画像のようなオーディオインターフェイスという機器を接続するか、もしくは上記で紹介したNumark(ヌマーク)MIXTRACK PRO FXのような専用コントローラーが必要です。

Serato DJのオーディオインターフェイスを買う

¥39,800(税込)

rekordbox(レコードボックス)

rekordboxはPioneerのDJソフトです。

シェア率はまだSerato DJの方が高いようですが、ここ数年でシェア率が最も伸びています。

「これからはSerato DJに代わってシェア率No1になるかもしれない」とも言われているくらいです。

なんといってもパイオニアのDJソフトなので安心感がありますし、今僕がPCDJを始めるなら間違いなくrekordboxを買います。

レコードボックスをダウンロードする

DJ用のパソコン

パソコンを自分で持っているならそれを使ってもいいですが、容量が足りないとプレイ中にフリーズしたり、曲が増えたときに保存できなくなってしまうので注意しましょう。

できればDJをやるときのパソコンは、DJ専用にしておくことをお勧めします。

DJで使うパソコンは

  • Mac(マック)
  • メモリ:8GB以上
  • ストレージ:256GB以上

を目安にしておくといいです。

マックがいい理由は、性能はもちろんですが、ほとんどのDJがマックを使っているので、操作がわからなくなった時に質問したり、ググって解決しやすいからです。

Apple MacBook Air 13インチ Apple M1 Chip

上記の目安を満たし手頃な値段で買えるのが、このApple MacBook Air 13インチ Apple M1 Chipです。

¥115,280 (税込)

パソコンの性能自体が、Amazonのレビューを見る限り絶賛されているし、マックブックエアーを使っているプロのDJもいるくらいです。

DJ Foominさんのインタビュー記事とか参考になると思います。

結論

結論を言えば、今からクラブDJを目指すなら、PCDJがいいです。

機材は、

  • パソコン:Apple MacBook Air 13インチ Apple M1 Chip
  • ミキサー一体型コントローラー:練習用ならPioneer(パイオニア)DDJ-400、現場用ならDDJ-1000
  • DJソフト:rekordbox(レコードボックス)

を選ぶのがオススメです。

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