「読書をしても行動しなかったら意味がない」
「それなら最初から行動した方が絶対いい」
そんな風に思っていた私が、最近は読書をするようになりました。
それはなぜか?
この記事では、「読書って意味ない」と思っていた私が、読書をするようになった理由を紹介します。
読書は意味ないと思っていたのに、なぜ読書をするようになったのか?
私が「読書は意味ない」と思っていた理由は、「読書をするより、行動して経験を積んだ方が役に立つ」と思っていたからです。
というか、今でも少しそう思っています。
”百聞は一見に如かず”
ですね。
なので、読書よりも行動を優先してきました。
そんな私が、なぜ読書をするようになったかというと、オーディブルを使い始めたからです。
オーディブルというのは、本を読んでくれるサービスで、ラジオを聴くように本を聴くことができる便利なやつです。
これによって、行動もしつつ読書もできるようになりました。
どういうことかと言うと、移動時間に本を聴いているんです。
これなら、行動する時間を削らずに、読書もできるでしょ?
というのが、私が読書をするようになった理由です。
読書というか、聴書ですかね。
余談ですが、私が読書をあまりしてこなかった理由は、「読書は意味ない」と思っていただけでなく、単純に読書をするのが面倒くさかったからというのもあります。
オーディブルは、読む面倒くささがないので、読書をするようになったというのも一つの理由です。
読書には意味があった
こうやって本を聴くようになったのですが、読書って結構意味ありますね。
なぜそう思ったかというと、良い本に出合ったときに、‶価値観や考え方が変わる”という体験をしたからです。
あと、問題の解決方法が書いてある本を読めば、「こうやればいいのか」と、やり方がわかるようになります。
こうやって価値観や考え方が変わったり、問題解決の方法がわかると、行動の内容が変わってきます。
やみくもに行動するより、的確な行動をした方が効率が良いですよね。
こうやって、読書をすることで、人生が良い方向へ進んでいくんだなと実感しています。
オーディブルで聴いて良かった本
実際に私が、価値観や考え方が変わったり、「こうやればいいのか」と問題の解決方法がわかった本を、少し紹介します。
(以下の本はオーディブルで無料で聴くことができます。)
怒らない事
この本を読むと、「怒るという事が、いかに馬鹿なことか」ということに気づかされます。
さらに、怒っている人の感情に引きずられて、自分も嫌な感情にならなくて済むような対処法も教えてくれています。
怒ることで、自分が不幸になっているということがわかる一冊です。
デール・カーネギーの人を動かす方法
この本では、無理やり人に行動させるのではなく、相手が行動したくなるようにはどうすれば良いかというこを説明してあります。
さらに、それだけでなく「良い夫婦関係の築き方」や、「子供や部下に対する考え方」なども教えてくれています。
世界的な著名人の実例も紹介してあり、説得力のある1冊です。
ただ、内容が少し難しいので読書上級者じゃないと、紙の本や電子書籍で読むのは難しいと思います。
まさに、オーディブルで聴くのにおすすめです。
また、この本でも「怒ることでは相手を動かせない」といったことが書いてあるので、前述した「怒らないこと」という本を聴いてからこちらの本を聴くと、内容がさらに入りやすくなると思います。
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「読書は意味がない」本当にそうなのか?
「読書は意味がない」という人もいますが、本当にそうなのか検証してみましょう。
まずは「読書は意味がない」と言われる理由を挙げてみます。
- 本に書いてあることを行動に移さなければ意味がないから
- 小説のような本は、楽しむだけで役に立たないから
- 読書しなくても成功している人がいるから
- ネットで検索すればいいから
- 別に成功者にならなくてもいいから
- 読書しても、内容のほとんどは忘れるから
- 本を読むこと自体がストレスになるから
- 時間がもったいないから
色々な理由がありますね。
ただ、これら全てが「読書は意味がない」という理由になるのでしょうか?
極端な解釈であったり、誤解されている部分も多いと思うので、一つ一つ考えていきましょう。
本に書いてあることを行動に移さなければ、意味がない?
「本を読むだけで、実際に行動しなければ意味がない」と言っている人も多いです。(特に自己啓発書においては)
これは確かに一理あるかもしれません。
私もそう思っていましたからね。
しかし、本から新しい知識を得ることで、考え方や価値観が変わることがあります。
考え方や価値観とは、すなわち「心」とも言えます。
アメリカの心理学者、ウィリアム・ジェームズの名言に
「心が変われば、行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。」
とあるように、本を読んで考え方や価値観が変われば、自然と行動は変わってきます。
そして、それにより運命をも変える可能性だってあります。
本に書いてあることを行動に移さなければ、何も変わらないかもしれませんが、読書をすることで考えや価値観が変われば、自然と行動も変わっていくでしょう。
それなら読書に意味はあるはずです。
小説のような本は、楽しむだけで役に立たない?
小説を娯楽として読んでも、行動が変わることはほとんどないでしょう。
なので一見役に立たないような気もします。
しかし、小説を楽しむだけでも、以下のようなメリットが存在します。
- 想像力が豊かになる
- 語彙力や文章力が向上する
- 集中力が向上する
- ストレス解消になる
想像力が豊かになれば新しいアイデアが浮かびやすくなるし、語彙力や文章力が向上すれば相手に伝わりやすい説明ができるでしょう。
集中力が向上すれば勉強や仕事がはかどるし、ストレスが解消されればパフォーマンスが向上します。
こういったメリットがあるのですから、小説のように娯楽として楽しむ本でも、十分読書する意味がありますよね。
読書しなくても、成功している人がいるから本を読む意味はない?
成功している人の中には、読書をしない人もいるでしょう。
なので、読書をすることが必ず成功につながるとも言い切れません。
人によっては、読書をするよりたくさん行動して、失敗から学んでいく方がいいかもしれませんね。
成功することだけが目的で、なおかつ、読書をしなくても成功できるのならば、本を読む意味はないとも言えます。
ただ、成功者の多くは読書をしているというのも事実です。
結局、「成功するために読書が必要か?」は人によるというのが結論です。
ネットで検索すればいいから、読書は意味がない?
ネットで検索して問題が解決するなら、本を読む意味はないでしょう。
私も、ネットで解決するような事が書いてある本は読みません。
だって、時間の無駄でしょ。
ただ、個人的に思うのは、ネット検索で解決できるものって、目の前の問題に対する答えが多いということです。
その点、本は自分の価値観や考え方に影響を与えてくれるので、長期的な問題を解決してくれます。
なので、本を読む意味は十分にあると言えます。
ネット検索、読書、どちらにも良いところがあるので、両方使うというのが1番良いですね。
成功者にならなくてもいいなら、読書は意味がない?
社会的な成功者には、読書家が多いです。
マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツや、アップルのスティーブ・ジョブズ、日本だとソフトバンクの孫正義や、ユニクロを手掛けるファーストリテイリングの柳井正など、数々の成功者が読書をしています。
こういった人たちが読書をしているのですから、「社会的に成功するために、読書が役に立つ」ということは間違いないでしょう。
ただ、みんながみんな社会的に成功したい訳ではありません。
「お金持ちにならなくても、平凡な生活で十分」「会社で役職につかない方が気楽で良い」なんて思っている人もけっこういますよね。
では、はたして、そんな人は読書をしても意味がないのでしょうか?
ここまで読んで下さったあなたにはわかるでしょうが、決してそんなことはありませんよね。
読書が嫌いだったり、読書以外にやりたい事があるのなら別に読書をしなくてもいいでしょう。
でも、読書には社会的に成功しやすいというメリット以外にも、たくさんのメリットがあります。
(詳しくは↓の記事に書いています。)
ざっくり言うと、
- 想像力が豊かになる
- 語彙力や文章力が向上する
- 集中力が向上する
- ストレス解消になる
- 自分の考えを深めることができる
- 新しい知識を得ることができる
- 世界が広がる
といったメリットです。
また、「社会的に成功しなくてもいい」と思っている人も、自分の人生においては成功したいはずです。
「争いのない平和な環境で平穏に暮らす」「貧乏でも自分の好きなことが自由にできる」
そんな生活って社会的な成功ではないかもしれませんが、人生においての成功だと思います。
ただ、平穏な暮らしをするのは、怒りっぽい人には難しいし、自分の好きなことを自由にやるにも‶周りの目を気にしない”というスキルが必要です。
なるべく怒らないで気分よく過ごしたいなら、先ほど紹介した「怒らないこと※」という本は役に立ちますし、周りの目を気にしないで生きたいなら「精神科Tomyの気にしない力※」や「気にしない練習※」といった本も役に立ちます。
(※上記した本は、オーディブルの無料体験で聴くことが可能。)
このように、「別に社会的に成功しなくてよい」と思っている人でも、本を読むことで人生を豊かにできるのですから、読書をする意味はあるといえます。
本の聴き放題サービスAmazonAudible(オーディブル)
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無料体験後は月額1,500円。いつでも退会可能。
内容のほとんどは忘れるから、読書しても意味がない?
読書をしても、しばらくすると、その本の内容のほとんどは忘れてしまうかもしれません。
ただ、本を読むことで、考え方や価値観が変わることがあります。
考え方や価値観が変われば、自然と言動も変わってきます。
これは、本の内容を無意識の中に落とし込めているからです。
意識的には思い出せなくても、無意識に行動ができいるんです。
それなら、それで良いじゃないですか。
むしろ、無意識に行動できる方が良いですよね。
このように、本の内容をほとんど忘れてしまったとしても、読書をする意味は十分にあります。
そのうえで、本の内容をもっと自分のものにしたいなら、アウトプットすることが大切です。
本を読んで大事だと思ったことをノートに書く、SNSで発信する、家族や友達に話してみるなど、自分に合った方法でアウトプットしてみましょう。
アウトプットをするには、インプットしたことを自分の頭の中で整理しないといけません。
この、‶頭の中で整理する作業”により、記憶が定着し、本で得た知識を自分のものにしやすくなります。
本を読むこと自体がストレスになるから、読書する意味がない?
これは、何の反論もできませんね。
本を読むこと自体がストレスなら、読書する意味はないと思います。
ただ、本を読むのがストレスなら、オーディブルを使うとストレスなく読書ができるので、オススメです。
時間がもったいないから、読書する意味がない?
読書よりも優先順位が高いことがあるのなら、確かに読書をする時間はもったいないですね。
そういう人は、読書する意味はないでしょう。
ただ、これもオーディブルで解決できるんですよね。
隙間時間に本を聴けばいいんですから。
私も時間がないので、通勤の車中でオーディブルを使って本を聴いています。
マジで便利なんですよね。
まとめ
「読書は意味ない」と思っていた私が、読書をするようになった理由は、オーディブルを使って本を聴けるようになったからです。
そして、読書をするようになって思うことは、「読書は意味がある」ということ。
色々な理由で、以前の私のように「読書は意味ない」と思っている人も多いでしょうが、読書をすると人生が良い方向へ進んでいくと思いますよ。
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