読書にはメリットがたくさんある一方で、デメリットも存在します。
「読書をしない」「読書が苦手」という人は、このデメリットが原因かもしれません。
しかし、そんなデメリットにも解決方法はあります。
この記事では、そんな読書のデメリットと、その解決方法を紹介していきます。
読書のデメリット10個
読書のデメリットには以下のようなものがあります。
- お金がかかる
- 他のことをする時間が削られる
- 時間やお金の無駄になることがある
- 目や体が疲れる
- 行動できなくなる
- 運動不足になる
- 場所をとる
- やったつもりになってしまう
- 自分が正しいと勘違いしてしまう
- 人に勧めてウザがられる
読書のデメリットを解決する方法
「お金がかかる」の解決方法
読書をするために本を買えば、当然お金がかかります。
読書家の人たちは、読書で得られるメリットを体感しているので、「お金がかかるから本を読まない」なんてことはないでしょうが、そうでない人にとっては「本代もけっこうな出費だな」と感じてしまうでしょう。
ただ、お金をかけなくても本を読む方法はいくつかあります。
その方法は以下のとおり↓
- 中古の本を買う
- 電子書籍で買う
- 金券ショップで買った図書カードを使う
- 無料体験中に読む
- 図書館で借りる
- 友達に借りる
安く買う1:中古の本を買う
中古の本は、新品より値段が安いです。
買い方は、近くの古本屋さんを探すか、ネットで買うかなどです。
参考にAmazonで新品の本と古本の価格差を見てみましょう。
下の画像は「君たちはどう生きるか」という本の新品の価格です。
1,430円ですね。
これが中古だと
647円や559円で売っています。
配送料を含めても、897円や898円。
新品との価格差は、532~553円です。
多少の傷や汚れを気にしなければ、古本を買うことで、だいぶお金の節約になりますよね。
さらに、フリマアプリを使って同じ値段で売れば、実質0円で読むことも可能です。
安く買う2:電子書籍で買う
電子書籍の多くは、紙の本より価格が安いです。
参考に「君たちはどう生きるか」を、Amazonの電子書籍「Kindle」で買った場合と「単行本」で買った場合の価格差を見てみましょう。
単行本だと1,430円ですが、Kindle(電子書籍)だと1,009円です。
Kindle(電子書籍)で買った方が421円安く買うことができます。
紙の本にこだわりがないのであれば、電子書籍で買った方がお得ですよね。
それに、電子書籍の方が持ち運びが楽だし、字も大きくできて読みやすいといったメリットもあります。
安く買う3:金券ショップで買った図書カードを使う
金券ショップでは、図書カードが通常価格より少し安い値段で販売してあります。
その図書カードで本を買えば、新品で値下げしていない本でも安く買うことができます。
無料で読む1:無料体験中に読む
読書に関するサービスは様々なものがありますが、その中には無料体験を実施しているサービスがあります。
例えば、本を耳で聴くオーディブルや、電子書籍のKindleは、現在無料体験を実施しています。
この無料体験を利用すれば、お金を払うことなく読書をすることができます。
こういった無料体験は、ずっとやっているわけではないので、読書がしたいのであれば、すぐにやっておいた方が良いと個人的には思います。
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無料で読む2:図書館で借りる
図書館で本を借りれば、無料で読書ができますよね。
家に本が溜ることもないので、収納もいりません。
ただ、読みたい本が貸し出されていないこともあります。
無料で読む3:友達に借りる
友達に本を借りれば、無料で本が読めますよね。
自分が読みたい本を友達が持っているとは限りませんが。
「他のことをする時間が削られる」の解決方法
読書をするには時間が必要なので、その分、他のことをする時間が削られてしまいます。
そうなると、忙しい人にとっては読書をするハードルが高くなってしまいますよね。
この解決方法は、隙間時間を使うことです。
「電車やバスを待っている間」「お風呂が沸くまでの間」「友達を待っている間」「病院の待ち時間」など、日常の中には意外と時間が眠っています。
この時間を使って、読書をすればいいんです。
そして、この隙間時間の読書にとても相性が良いのが、オーディブルです。
オーディブルは、本をプロが朗読してくれるサービスで、ラジオを聴くように本を聴くことができます。
これを使えば、通勤中という最大の隙間時間に読書ができるようになります。
満員電車や、車通勤、歩きながらの読書は難しいですが、本を聴くことはできますよね。
さらに、「家事をしながら」「ウォーキングをしながら」など、何かをしながら本を聴くこともできるので、他のことをする時間を削らなくて済みます。
「時間やお金の無駄になることがある」の解決方法
レビューを見る
ネットなどでレビューを見れば、他の人が本を読んだ感想を載せてくれています。
そのレビューの中に、時々、内容を少し紹介してくれている人もいます。
例えば、「あのシーンのここが感動した」とか「こういう部分が役に立った」といった感想です。
こういったレビュー見れば、内容が少しわかるので、失敗のリスクを下げることができます。
立ち読みをする
立ち読みをすれば、ある程度の内容がわかるので、失敗のリスクを下げることができます。
最近は、電子書籍でも冒頭の一部分を立ち読みできたりするので、本屋さんや、コンビニなどで立ち読みするのが嫌な人でも大丈夫です。
オーディブルを使う
オーディブルを使えば、本を耳で聴くことができるので、隙間時間や、何かをしながらでも読書ができます。
なので、時間の無駄にはなりません。
例えば、家事をしながらオーディブルを聴いて、「この本聴かなきゃよかったな」と思ったとしても、その時間はもともと家事をしていたのですから、時間の無駄ではないですよね。
また、オーディブルの無料体験を使って読書をすれば、お金もかかりません。
無料体験期間が終わって月額1,500円を払ったとしても、1カ月に2・3冊くらい聴けば、十分元がとれます。
お金を無駄にしたくないのなら、無料体験キャンペーンをやっているうちに利用しておいた方が良いと個人的には思います。
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「目や体が疲れる」の解決方法
環境を整える
明るさや、温度、湿度の整った部屋で読書をすれば、目や体が疲れにくくなります。
暗すぎる場所で読書をすると目に良くないし、暑いと、それだけで体力が奪われます。
逆に、寒いと体に力が入るし、血行が悪くなるので疲れやすくなります。
目を温めたり、マッサージをする
目を温めると、血行が改善され、目の栄養や酸素の供給が促進されます。
マッサージも、筋肉がほぐれ血行が改善されるので、目の疲れの改善が期待できます。
適切な姿勢で読む
姿勢が悪いと、筋肉や間接に負担がかかるので、こりや痛みを引き起こします。
そのため、体が緊張して疲れてしまいます。
また、血液やリンパの流れが悪くなり老廃物の排出が滞ることや、呼吸が浅くなり酸素が脳や臓器に十分に届かなくなることも、疲れやすくなる原因のひとつです。
このように、悪い姿勢で本を読むと疲労してしまうんです。
なので、姿勢を整えて本を読むことが大切です。
オーディブルを使う
オーディブルを使うと、本を耳で聴くことができるので、楽な姿勢で読書が楽しめます。
なので、体が疲れることはありません。
もちろん目は使わないので、目が疲れることもありません。
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「行動できなくなる」の解決方法
とにかくやってみる
本には、物事の答えや、やり方が書いてあることがあります。
なので、「どうせこうなるから、やめておこう」とか、「このやり方は自分には無理だからやめておこう」という思考に陥り、行動できなくなることがあります。
この解決方法は、とにかくやってみることです。
言い方を変えれば、「やってみないとわからない」という思考に切り替えることです。
本に何が書いてあろうと、実際にやってみなければ、どうなるかわかりません。
例えば、本に「1つの仕事を長く続けた方が良い」と書いてあったとしても、実際に転職してみたら、給料も上がって、やりがいもある職場に就職できることだってあります。
他の本も読んでみる
1つの本だけを読んで行動ができなくなった場合は、別の本も読んでみるといいです。
なぜかというと、Aの本に〇という答えが書いてあっても、Bの本には×という答えが書いてあることがあるからです。
また、色々なジャンルの本を読んで、多角的に物事を判断できるようになれば、1つの意見に流されて行動できなくなることも少なくなります。
「運動不足になる」の解決方法
普段、運動をしていた時間を読書に使ってしまうと、当然運動不足になります。
が、これもオーディブルで解決できます。
オーディブルで本を聴きながら運動をすれば良いだけです。
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「場所をとる」の解決方法
売る
もう読まない本が溜っているのなら、古本屋さんや、フリマアプリなどで売れば良いです。
教科書や専門書は「専門書アカデミー」などの教材に特化した買取サービスを使うと、少し高く売ることもできます。
電子書籍にする
「ときどき読み返すから捨てたくはない」という場合は、電子書籍で本を買えば良いです。
電子書籍にすれば、場所をとらないだけでなく、何冊もの本を1台のスマホやタブレットで持ち運ぶことができます。
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オーディブルを使う
オーディブルも、本をスマホやタブレットにダウンロードして聴くことができるので、場所をとりません。
「部屋が本で占領されて、物を置くスペースがない」なんてことにもならなくて済みます。
「やったつもりになってしまう」の解決方法
本を読んだだけで、実際にやってもいない事を、やったつもりになってしまうことがあります。
例えば、投資の本を読んだだけで、実際にはやっていないのに投資について語ったり、他人に投資を進めたり…。
けっこうヤバい奴ですよね。
そういうことをやっている時って、自分でも気づいていなかったりするので、気を付けた方がいいです。
そんな「やったつもりになってしまう」の解決方法は、ただ1つ!実際にやってみることです。
まずは自分でやってみて、感じたことを人に伝えましょう。
本に書いてあったことを、自分の考えのように語っている人って、意外とバレていたりします。
「あ、この人、何かの本に影響されたんだな」ってね。
「自分が正しいと勘違いしてしまう」の解決方法
本の内容に感銘を受けると、それが正しいと思い込んでしまうことがあります。
そして、人に「これが正しいんだ」と主張したり、「こういう風にやればいいのに」と余計なお世話をしてしまう。
これって、相手にとっては迷惑だったりします。
それに、自分が正しいと勘違いしていると、他人の意見を聞けなくなったり、批判的な思考になってしまいます。
こういった「自分が正しいと勘違いしてしまう」の解決方法は以下のとおり。
他人の意見を尊重する
自分が正しいと思って、違う意見を否定するのではなく、なぜそう思っているのかを理解しようと努めましょう。
そうやって、自分とは違う意見を取り入れることで自分の考え方も広がります。
他の本も読んで見る
1つの本や、同じジャンルの本ばかり読んでいると考えが凝り固まり、「これが正しいんだ」と勘違いしてしまいます。
世の中にはいろんな人がいて、いろんな価値観があるので、人によって正しいと思うことは違います。
これと同じで、本も、著者によっていろんな価値観が表現してあります。
いろんな本を読むことで、「正しいのは1つだけではない」ということを知れば「自分が正しい」と勘違いすることはないでしょう。
「人に勧めてウザがられる」の解決方法
読書が素晴らしいと思えば思うほど、人に勧めたくなります。
だけど、相手は読書に興味があるわけでもなければ、素晴らしさを知りたいわけでもありません。
そんな人に、「読書は素晴らしいんだ」と熱く語ってもウザがられるだけです。
あなたが芸能人やインフルエンサーなら別ですが…。
この「人に勧めてウザがられる」に対する対処法は、「聞かれたときだけ軽く答える」です。
さらに言えば、相手の熱量に合わせて伝えると良いです。
これは、読書に限らず、いい音楽でも、映画でも同じです。
相手の熱量より熱く語ってしまうと、相手は「もういいよ」となってしまいます。
まとめ
読書のデメリットと対処法を以下にまとめます。
- お金がかかる→「中古の本を買う」「電子書籍で買う」「金券ショップで買った図書カードを使う」「無料体験中に読む」「図書館で借りる」「友達に借りる」
- 他のことをする時間が削られる→「隙間時間を使う」
- 時間やお金の無駄になることがある→「レビューを見る」「立ち読みをする」「オーディブルを使う」
- 目や体が疲れる→「環境を整える」「目を温めたり、マッサージをする」「適切な姿勢で読む」「オーディブルを使う」
- 行動できなくなる→「とにかくやってみる」「他の本も読んで見る」
- 運動不足になる→「オーディブルを使う」
- 場所をとる→「売る」「電子書籍にする」「オーディブルを使う」
- やったつもりになってしまう→「実際にやってみる」
- 自分が正しいと勘違いしてしまう→「他人の意見を尊重する」「他の本も読んでみる」
- 人に勧めてウザがられる→「聞かれたときだけ軽く答える」
以上、読書のメリットと対処法でした。
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