DJをやり始めると、他のDJのプレイを聴いて「この曲、どこで手に入れているのかな?」って気になることがあると思います。
でも、DJが使っている曲ってオリジナル音源じゃないリミックスが多いので、普通には手に入らなかったりするんですよね。
そこでこの記事では、DJがやっている曲集めの方法を紹介していきます。
DJがやっている曲集めの方法。
DJがやっている曲集めの方法は主に、
- CDを買う
- レコードを買う
- デジタル音源をダウンロードする
といった方法があります。
CDを買う、レコードを買うは普通にCD屋さんやレコード屋さんに行ったり、「曲名+CD」「曲名+レコード」「曲名+LP」と検索すれば、通販で買うことができます。
デジタル音源に関しては、ダウンロードできるサイトがたくさんあるので、「どんなサイトがあるのか」を、さらに詳しく紹介していきます。
デジタル音源をダウンロードできるサイト
Amazon Music(アマゾンミュージック)
Amazon Musicは邦楽から洋楽まで、7,500万曲以上の幅広い楽曲を取り扱っています。
誰でも知っているAmazonなので、まあ使いやすい。
Amazon Music Unlimitedだと1億曲がHDで聴き放題なので、曲をチェックする際にかなり便利です。
DJは、「とにかくたくさん曲を知っている」というのが、実力に関わってくるので、Amazon Music Unlimitedで聞き流して、「この曲使えるな」と思った曲をダウンロードしていけば、DJとしての幅がかなり広がります。
サブスクリプションサービス(レコードプール)
レコードプールに登録しておけば、毎月の料金を支払えば楽曲が取り放題なので、たくさん購入する場合は1曲ずつ購入するよりお得です。
DJcity(ディージェイシティ)
DJcityは定額制のプロモーション用音源を提供するサービスです。
クラブ/ラジオDJに特化した音楽を提供していて、楽曲の種類はHip-Hop、House、R&B、Latin、Trap、Twerk、Deep House、Reggae、Dancehall、その他様々なジャンルがあります。
(出典:https://news.djcity.com/jp/faq/)
TOP40などの新譜が欲しい場合にオススメです。
料金は定額制で楽曲は取り放題。
- 1ヶ月プラン:¥3,666
- 6ヶ月プラン:¥18,330
- 新規ユーザーは、最初の1ヶ月間¥1,100
- メリット
- ・アーティスト名、タイトル名、キー、BPM、ジャンル、リリース日のデータも同時に手に入る(Serato、Traktor、Recordboxをはじめとする主要DVSソフトウエァと同期しています)。
・最新の音源がダウンロードできる。
- デメリット
- ・古い音源がない(プロモーション期間6ヶ月程度を過ぎた楽曲は、レコードプールへの掲載が中止されるため)
→気になった音源は、掲載が中止される前にダウンロードしておくと良い。
HEADLINER MUSIC CLUB(HMC)
HMCもDJcity同様、定額で楽曲をダウンロードできるサイトです。
音源はDJcityと比べると少ない印象ですが、イントロ付きの音源もけっこうあるし、DJcityにはない音源もあったりします。
料金は定額制で楽曲は取り放題。
- 1ヶ月:30ドル
- 3ヶ月:72ドル
- メリット
- ・ここにしかないオリジナル音源がある
- デメリット
- ・楽曲数が他のレコードプールと比べ少ない
Direct Music Service(DMS)
DMSもHMCやDJcity同様、定額で楽曲をダウンロードできるサイトです。
DJcityなどと違って、昔の曲もダウンロードすることができます。
”DJなら持っていて当たり前”な昔の曲も、始めたばかりの人は持っていないでしょうから、最近DJを始めた方にとってはかなり嬉しいですね。
料金は以下の通り。
スターター:
- 29.95ドル/月(1か月のアクセスと40回のダウンロードが可能)
- 269ドル/年(40ダウンロード/月)
セミプロ:
- 44.95ドル/月(1か月のアクセスと80回のダウンロードが可能)
- 359.95/年(80ダウンロード/月)
プロ:
- 64.95ドル/月(1か月で無制限のダウンロードが可能)
- メリット
- ・昔の曲もダウンロードできる
- デメリット
- ・料金が少し高い
・プランによっては、取り放題の数に制限がある
単品買い
TOP40は上記のようなサイトでダウンロードして、マニアックなものは以下のようなサイトで単品買いするといいです。
BeatportPro
Beatportは、特にエレクトロミュージックに強い音楽配信サイトです。
エレクトロ系の曲を探すときにオススメ。
- BeatportとBeatportProの違い
- 「Beatport」は無料ストリーミングサービス。
「Beatport PRO」は音源購入サイト。
Beatport Proの料金は以下の通り。
- 1.49ドル(通常価格)
- 1.99ドル(8週間以内にリリースされた新譜)
- 2.49ドル(独占・限定販売)
- メリット
- ・エレクトロ系の曲がほぼ網羅できる。
- デメリット
- ・アメリカのサイトなので、クレジットかPaypalで支払わなければいけない。
・基本、英語で表記されているので使いにくい。
TRAX SOURCE
ハウス系の楽曲はTRAX SOURCEで探すといいです。
料金は以下の通り。
- 「WAV」、「AIFF」は2.49ドル
- 「MP3」が1.49ドル
- 新譜は一定期間、少しだけ高い
- メリット
- ・ハウス系の曲がかなり充実している。
- デメリット
- ・アメリカのサイトなので、クレジットかPaypalで支払わなければいけない。
・基本、英語で表記されているので使いにくい。
まとめ
DJがやっている曲集めの方法は、主にCDを買う、レコードを買う、デジタル音源をダウンロードするといった方法があります。
デジタル音源のサイトはAmazonMusic、DJcity、HMC、DMS、Beatport、TRAX SOURCEなどがあります。
クラブDJ(オールジャンル)としてのオススメは、Amazon Musicを聴き流して曲をチェックし、DJcityでリミックスをダウンロードするという方法で、この2つのサイトにない曲が欲しいときだけ、その他のサイトを使えばいいかなと思います。
昔は、有線やMTVなどで曲をチェックして、1枚1枚CDやレコードを買っていたので、毎月数万円かかって大変したが、今の時代は最高ですね!
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